吃音をカミングアウトすることで…
自分の吃音をカミングアウトすることで、働きやすい環境を作ることができます。
でも、吃音をカミングアウトすることが、なかなか難しい人もいるでしょう。
大人の吃音で多いのは、難発タイプの吃音だと言われていますが、
この難発は、言い換えやジェスチャーなどでカバーできてしまうため、
一見吃音の人だと思われないことがあります。
しかし、電話の対応では、難発だと会社名が言えなかったり、自分の名前が言えなかったりするので、
非常に困った事態になってしまいます。
こういったことを、会社の直属の上司ひとりだけにでもカミングアウトできれば、
電話をとらなくてもよくなったりするので、仕事がしやすい環境を作ることができます。
電話をとらなくするのは、逃げではないか、がんばって電話対応してこそ、吃音改善に一歩前進するのではないか??
こう思う人もいるかもしれませんが、それができれば、吃音も改善していることでしょう。
できないから困っているわけで、逃げというわけではありません。
私が言いたいのは、カミングアウトして仕事がしやすい環境を整えたうえで、
仕事の効率を上げることです。
その間に、このサイトで紹介している、MRM 吃音どもり改善プログラムを実践して、吃音自体を克服していければいいですね。
まずは、仕事がしやすい環境を自分で作り、職場の人の中でひとりくらいはカミングアウトして味方を作っておくと、気持ちが楽になりますよ、ということです。
自分の吃音のことを誰にも言いたくない…
こういう人は、すぐにでも、MRM 吃音どもり改善プログラムを実践してください。
そうでなければ、ひとりくらい、理解者・味方を作って下さい。そうしないと、どんどんストレスが溜まってしまいますよ!